書籍・雑誌

読みかけの本の読書感想文

北京でも毎週2・3冊は本を購入しているhon-nekoだが、
先週も早速出張の合間を見て奔走し、
私も読む本(自分も読む)を3冊購入してくれた。
最初に読み始めたのが、中野翠著「甘茶日記」(毎日新聞社)。
著者が昨年サンデー毎日に連載した記事をまとめたものだが、
この連載をまとめたものは、1987年出版の「迷走熱」から全て読んでいる
(はずだ、今実家には2冊しかないが)。
女性コラムニスト(とそれに類する人)では、
私は中野翠がだんとつ一番好き。
2・3位がなくて、4位ぐらいに斉藤美奈子(文芸評論家か?!)と故ナンシー関かな。
サイバラ(漫画家だ!)やうさぎも読むのだが、2・3冊読むと食傷気味で、しばらく読まなくてもいいか、と思う。

中野翠は常に自分の身の丈に合った文章を書いているように思う。
難しい社会問題などに対しては、自分の戸惑いや疑問を隠さないし、
そうは言っても、プロのコラムニストなので、
勝負どころでは「そうよーー、そうなのよーー」と読者を納得させる。
そういう点は、中野翠と立川志の輔に共通した魅力だと思う。

その一方、自分の趣味について語る文章はとっても楽しく、はしゃいでいる。
映画はプロの映画評論家並みに見ているので、
彼女が褒める作品は見ようかな、と思うし、
昨年はサッカーにお熱だったようだが、
そのはしゃぎぶりも「なんだかしょうがないねぇ」と許せてしまう。
他の記事に関して自分と見解が違っても、「そういう見方があったんだ・・・」と
これまた「あばたもえくぼ」。

毎年この出版を楽しみにしているので、
じっくりじっくり読もうと思い、
途中ながら別の本を読み始める。
昨年たぶんそこそこ話題になったと思われる
(NHK-BS「週刊ブックレビュー」でも紹介された)
鈴木おさむ著「ブスの瞳に恋してる」(マガジンハウス)。
hon-nekoもかなり期待して買ってきて先に読んだのだが、
私に貸してくれる際の一言が「期待しすぎた・・・」

なっとく。
高視聴率バラエティー(スマスマ、めちゃイケ等)を手がけている放送作家鈴木氏と、
森三中の大島美幸が交際期間0日で結婚して、
その新婚生活を描いたもの(POPEYE連載)。
ここに書かれている話を鶴瓶ちゃんがしゃべったら、
めっちゃ笑っていると思う。
が、字に書かれると身も蓋もないきわものや、下ネタばかりで、
読めども読めども「またか・・・」とうんざりしてくる。
鶴瓶ちゃんだろうと誰だろうと話術のある人が話せば、
下品さが不思議と笑いに変わるのだと思う。
鈴木氏ご本人は前書きで「ある意味究極のおのろけ本なので、
その辺をご理解して読んでいただきたい!」と書いているんですけどね。
この内容を笑わせるには、それ相当の文章力が要るというか・・・
私はどう書かれても笑わないな。

「ブスの瞳・・・」を放置して、中野翠の「最新刊」(1989年)を再読しようかな、と思っています。
そして最後に、武田花「仏壇におはぎ」を読むのだ!!
(武田花は私が一番敬愛する写真家です)

潮福城&ポプラ絵本館

今年に入ってから外食ばかりしているのだが、
今日も「まだ飲茶は食べていない」ということで、
(どんな理由付けだ・・・)
国貿橋南東角モトローラビルすぐ南の「潮福城大酒楼」へ。

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外も中も、とってもローカルな雰囲気。
が、家族連れなどが多く、20卓ぐらいありそうなテーブル席はほぼ満席。

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味は普通においしい。
値段は・・・安いのでは?!
写真の品も併せて9品+花茶を頼んだのだが、合計116元。
何らかの割引をしてあると思われ、
これなら、味と値段のバランスはとてもいいのではないでしょうか。

あと特筆すべきは、服務員の態度がとっても良い!!
まず、フロアに出ている服務員の数が多く、
手を上げると、すぐ誰かが気付いてくれる。
手を上げるまでもなく、お茶はすぐ注いでくれるし、
注文が順次出ているか気をつけてくれる。
「湯餃」は多少待ったのだが、
「あと2・3分でできます」と言ってきてくれた。
マンゴープリンは最後に持ってきてくれたし、いうことなし!
とても気持ちよかったです。

食後、東三環路を渡って、
建外SOHOにある「蒲蒲蘭絵本館」へ行く。
・・・ここが、ちょっとわかりにくい場所にある。
まず、一番東の入り口から入ると、13号楼の案内はない。
13号楼がある区画は、工事現場をはさんだ西側にある。
東の入り口からだと、一番南側の道をずっと西に進む。
もしくは、秀水方面からやってくると京倫飯店の向かい側あたりに
「建外SOHO」という看板が見え、南へ進む道があるが、
そこから入ると一番近い。
余談ですが、この区画は(5棟ほどビルが建っている)
テナントがほとんど未入居で、
絵本館の隣のケーキショップも閑古鳥状態。だ・大丈夫か・・・
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13号楼の東面1Fに入り口があります。
中は広いとはいえないものの、日本語・中国語・英語の児童本、
おもちゃ等が上手にディスプレイされていて、
子どもでなくても、本を手にとって楽しめます。
hon-nekoは早速1冊購入、その後寒いのでそそくさと帰宅しました。

本を読んだりする-「アフリカの女王」とわたし

夜であれ、昼であれ寝る前は必ず本を読む。
4・5年前は流行のミステリーやホラーをよく読んでいて、
よく人と貸し借りもしていたが、
その後はあまり流行を追わなくなった。
第一にhon-nekoがどこにいようとも
毎週最低4・5冊買うので、私まで買うと本当に本に埋もれてしまう。
第二にhon-nekoの蔵書をよく見ると、
私が読んでも面白そうな本が案外ある。
・・・とはいっても、推理小説の古典(一冊100-200円で手に入る)や、
落語(家)に関する本は買っていましたが。

最近hon-nekoが本の詰まった段ボール箱を
ひっくり返した山の中から偶然見つけた一冊が、
『「アフリカの女王」と私』
著者はキャサリン・ヘプバーン。
なぜ彼がこの本を持っているのか、皆目見当つかない。
彼は格別映画好きというわけではない。
実はK・ヘプバーンのファンなのか、「アフリカの女王」を見たのか?
それとも副題にでてくる
「ボギーとバコール、そしてジョン・ヒューストン」?

私はこの有名な4人の映画を一本も見たことがない。
が、あまりにも有名な4名が主要な登場人物のようだし、
読む本もないということもあって、読み始めることに。

4度のアカデミー賞主演女優賞に輝く大・大女優ながら、
全く飾らぬ人柄であるとは、何かで読んで知っていた。
が、ほんっとーーーに飾らない人であるようだ。
この本が書かれたのは、映画を撮影してから30数年後のことであるが、
そんなに心境や体調まで書いちゃっていいの?!
というぐらい、本音に相当近いものが書かれている。

だが、暴露本とは全く違う。
随分年月がたって書かれたものなのに、
自分の時々の心境、登場人物及びアフリカの描写が、
実に生き生きして、軽やかである。
明るいユーモアにあふれている。

まず面白く興味深かったのが、
これほどの大女優が、この映画に関しては、
脚本や監督にかなりの不信感を抱きつつ、撮影に入っていることだ。
まず原作を読まされ、豪華な共演陣にひきつけられ引き受けたのだが、
脚本がぐずぐずだったり、
その脚本にまじめに取り組んでいるように見えない、
J・ヒューストン監督の人柄にかなり不満を持っている。
(脚本を書いたのはJ・ヒューストン本人+脚本家)
一度引き受けたものは最後まで降りない、という心がけはさすがだが、
現代のハリウッドの大スターなら、脚本がだめな時点で、
降りちゃうのではないだろうか?

さらにびっくりしたのが、
彼女はお父さんも妹も泌尿器科の医師だったらしいが、
その臓器周辺に関連する記述がなんだかえらく多い!?
この映画の撮影のため、ヘプバーンはアメリカ→ロンドン→
アフリカ各地→ロンドンと長距離移動するのだが、
移動中のお手洗いの確保に四苦八苦する。
よくいますね、お手洗いに行けないとなると、
普段より余計に行きたくなる人。
今時の、自分の健康状態を切り売りするタレントも真っ青である。
もちろん表現はユーモアに包んであって、下品にはなっていません。

それより、一番読ませるのは
ヘプバーンのその時々の心の動きである。
不信感だらけだったヒューストン監督とも
彼の天才的な演技指導からだんだん打ち解けて、
「なんだか憎めない奴」と思えてくる。
最後には狩りに同行するようになる。
女優らしいちょっとわがままなところや、
自分の言ってしまったことに反省するところが、
ヘプバーンという大女優にとても親近感を抱かせ、
旅先からの友達の手紙を読んでいるような気分にさせる。

アフリカの風景や共演者・スタッフの描写もとても興味深い。
映画はぜひ見てみたい。
でもその前に、もう一回ゆっくり読んでみようと思わせる一冊です。

※私が読んだのは、
文春文庫 キャサリン・ヘプバーン著
芝山幹郎訳 
「アフリカの女王」とわたし

小言○○○

最近、日々「小言○○○」になっている。
自分では何もできないのに、
人がやったことに、こまごまいちゃもんをつけている。
いやだいやだと思いつつ、止まらない・・・

先日から行ってみたいと思っていた、鰻専門店に昼に行ってみた。
新しくできたばかりのきのこ料理店の1Fを間借りしている形。
カウンターも大きく、テーブル席、個室も多くある。
カウンター内では日本人の職人さんがひたすら鰻を焼いている。

もちろんうな重を注文。
ただし、昼の定食としてのうな重。
注文を聞いてからさいて、焼くと聞いていたので、
焼けるいい香りをかぎながら、しばし待つ。

「きたぁーー!」
お重を開けてみると立派な鰻が・・・
日本のスーパーで安売りしている、どでかいタイプではない。
さ、さ、さ、写真を・・・

と思った瞬間、
「すみません、間違えました・・・」
と私たちの前からうな重は去っていった。

「山椒、かけちゃった・・・」(by hon-neko)

2・3分すると一旦下げられたお重はどこかの個室へ。
思いっきり振りかけた山椒はどうなったんでしょうね。

5分ほどして私たちの元に現れたのがこれ。
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鰻小さくなっちゃった。
大きいのを食べたければ、コースを食べてね、ということね。
味は、はっきり言って、
職人さんが一生懸命焼いたありがたみが感じられない。
これだったら、よそでも食べられる・・・
今日は56元だったけど、これで70元だとちょっと・・・
あくまでも、定食を頼んだ私の感想です。

近くの朝陽公園を散歩してから、帰宅。
hon-nekoは自分の買い物のついでに、
さる方に頼まれた本を買ってきた。
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日本語訳より早く出た!!中国語訳(正式版)。
表紙がハードではなく、教科書みたいなのが、ちょっと残念。
初版80万冊で、hon-nekoが行った書店ビルでは、
地下では予約分受け渡し、でも他のどの階でも売っている状態だったらしい。
予約の意味って???

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