映画×ポスター×映画
気になる映画と企画展が渋谷で固まってあったので、一日で見てまいりました。
まず11時からオーディトリウム渋谷で「365日のシンプルライフ」。
今年夏公開されて、好評でロングランになっているようですね。
失恋して心にぽっかり穴が開いてしまい、
人生をもう一回やり直そう(?)と物があふれる家の中を空っぽにして、
一日1個ずつ倉庫から必要なものを取り出してきます。
食べ物、ライフライン類以外は購入禁止です。
第一日目は真冬のストリーキングです(大汗)。
物がだんだん増えていくだけの話かと思いきや、考えるところ、見るところがたくさんあって、
期待以上に面白い作品でした。
「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、食はとりあえず確保できているので、
そうなると「衣」は予想以上に大事ですね。
衣服をまとっているから、(社会的に)人間と認められているんですね。
結構早い段階で、洗濯機と冷蔵庫を出してきますが、
(私の感覚では)どちらも質実剛健な、2~30年前から変わっていないようなデザイン。
そして、壊れるとまずは自分で修理しようとします、耐久消費財なんですね・・・
あと、洗濯機を久しぶりに使うと、なぜか横のシンクがあふれかえり、
でたーーー、「漏水」!!!
なぜか(わかっているけど)、懐かしいなあ・・・漏水・・・
主人公(=監督)もなかなかいい味を出していますが、
彼の家族と友達がさらに味わい深い人ばかりです。
特に、おばあちゃんが「年取ったら、かくありたい」と思える人柄でした。
一日1個ずつ倉庫から必要なものを取り出してきます。
食べ物、ライフライン類以外は購入禁止です。
第一日目は真冬のストリーキングです(大汗)。
物がだんだん増えていくだけの話かと思いきや、考えるところ、見るところがたくさんあって、
期待以上に面白い作品でした。
「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、食はとりあえず確保できているので、
そうなると「衣」は予想以上に大事ですね。
衣服をまとっているから、(社会的に)人間と認められているんですね。
結構早い段階で、洗濯機と冷蔵庫を出してきますが、
(私の感覚では)どちらも質実剛健な、2~30年前から変わっていないようなデザイン。
そして、壊れるとまずは自分で修理しようとします、耐久消費財なんですね・・・
あと、洗濯機を久しぶりに使うと、なぜか横のシンクがあふれかえり、
でたーーー、「漏水」!!!
なぜか(わかっているけど)、懐かしいなあ・・・漏水・・・
主人公(=監督)もなかなかいい味を出していますが、
彼の家族と友達がさらに味わい深い人ばかりです。
特に、おばあちゃんが「年取ったら、かくありたい」と思える人柄でした。
「宇野亜喜良60年代ポスター展」 は以前見た作品もありますが、
妖しげで素敵ですね。
14時からはユーロスペースで「物語る私たち」。
こちらは相当期待して行ったのですが、
酸素不足からか(?)途中で生あくびが出ました・・・
が、それでもかなり楽しめましたよ。
意外性がちょっと少なかったかな・・・
ある意味映画「羅生門」のような展開、というのは新聞の映画評論で読んで知っていたので。
若くして亡くなった母親(ある人にとっては妻、ある人にとっては愛人)に関する新事実を突きつけられて、
彼女を許すのか、愛し続けられるのか?
本来なら敵対するであろう相手のことを許せるのか、思いやれるのか?
誰にとっても一番直視しがたい部分をカメラの前にさらす監督の覚悟、
私にはできないなあ・・・
どちらの映画も、ドキュメンタリーとドラマが切れ目なく上手に構成してあり、
自分を材料にしながらも、客観的にユーモアを多分に交えて描いてあり、
若い監督(=主役)の力量に感心しました。
妖しげで素敵ですね。


14時からはユーロスペースで「物語る私たち」。
こちらは相当期待して行ったのですが、
酸素不足からか(?)途中で生あくびが出ました・・・
が、それでもかなり楽しめましたよ。
意外性がちょっと少なかったかな・・・
ある意味映画「羅生門」のような展開、というのは新聞の映画評論で読んで知っていたので。
若くして亡くなった母親(ある人にとっては妻、ある人にとっては愛人)に関する新事実を突きつけられて、
彼女を許すのか、愛し続けられるのか?
本来なら敵対するであろう相手のことを許せるのか、思いやれるのか?
誰にとっても一番直視しがたい部分をカメラの前にさらす監督の覚悟、
私にはできないなあ・・・
どちらの映画も、ドキュメンタリーとドラマが切れ目なく上手に構成してあり、
自分を材料にしながらも、客観的にユーモアを多分に交えて描いてあり、
若い監督(=主役)の力量に感心しました。
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