« アジアン・ビューティー??? | トップページ | 夏休み前のフラワーアレンジメント »

喉もとすぎれば???人のうわさも???

久しぶりの記事が引用なのはどうかと思いますが、
21日の選挙のことを(自分も含めて)忘れてしまいそうなので、
湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)のフェイスブックから引用します。

真剣に政治について考えているわけではないですが、
戦争を体験した両親を持つ者であり、
選挙のない国に住んだことがあるものとしては、
重大な事態に向かっていかないよう、そのことだけは忘れないようにします。
(以下湯浅さんのフェイスブックより)


参院選が終わった。
いろいろと思うところはあるが、今日の朝日新聞の内田樹さんの寄稿文に共感したので、引用。
私もこの間、似たようなことを言ってきた。

(以下、引用)
議会制民主主義というのは、さまざまな政党政治勢力がそれぞれ異なる主義主張を訴え合い、それをすり合わせて、「落としどころ」に収めるという調整システムのことである。「落としどころ」というのは、言い換えると、全員が同じように不満であるソリューション(結論)のことである。誰も満足しない解を得るためにながながと議論する政体、それが民主制である。
 そのような非効率的な政体が歴史の風雪を経て、さしあたり「よりましなもの」とされるにはそれなりの理由がある。近代の歴史は「単一政党の政策を100%実現した政権」よりも「さまざまな政党がいずれも不満顔であるような妥協案を採択してきた政権」の方が大きな災厄をもたらさなかったと教えているからである。知られる限りの粛清や強制収容所はすべて「ある政党の綱領が100%実現された」場合に現実化した。
 チャーチルの「民主制は最悪の政治形態である。これまでに試みられてきた他のあらゆる政治形態を除けば」という皮肉な言明を私は「民主制は国を滅ぼす場合でも効率が悪い(それゆえ、効率よく国を滅ぼすことができる他の政体より望ましい)」と控えめに解釈する。政治システムは「よいこと」をてきぱきと進めるためにではなく、むしろ「悪いこと」が手際よく行われないように設計されるべきだという先人の知恵を私は重んじる。だが、この意見に同意してくれる人は現代日本ではきわめて少数であろう。
(引用ここまで)

今日の「大竹まことゴールデンラジオ」でも触れたが、
私たちは「自分の気に入ったものを買う」ことに慣れている。
今回棄権した4935万人の中には、「自分の気に入ったものがない」と感じた人がたくさんいたんだろうと思う。

「自分の気に入ったものがない」ときでも投げ出せないことが、プレーヤーにはある。
それが政治で思い起こされるのは、私たちが主権者として、逃れ難く政治のプレーヤーだからだろう。
そこが「気に入ったものがなければ、単に買わなければいい」という消費者と違う。
局面局面で最悪を回避する――でもこれも「この意見に同意してくれる人は現代日本ではきわめて少数」なんだろうか?



« アジアン・ビューティー??? | トップページ | 夏休み前のフラワーアレンジメント »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

フォト
2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

お気に入り

  • デュークままさん
    東京のど真ん中で、イヌとネコを一匹ずつ飼っている、北京関連&ブリッジ関連友達です。
  • ミントさん
    06年5月に上海から北京に引っ越してこられたミントさん。 すっかり、北京系ブログの老舗です♪
  • ヘアメイク ザ・リバー さん
    1999年頃から、私の髪型を一任しております。 私の抽象的な注文にもさらっと応えてくださります。
  • rikuさん
    北京生活及び北京系ブログの先輩。 2011年春に図らずも北京に復帰(?!)されました。
  • ろんちゃん
    とーっても生真面目な方ですが、それだけではない、おもろい(失礼)な方です。
  • waiwaiさん
    PC及び人生のよき師匠です。
  • momoronさん
    なんでもちゃきちゃきっと、かっこよくこなしてしまう、 おねえさんです。
  • yuukiさん
    心が温かく、料理とおもてなしが上手な友達です♪
  • はなせかいさん
    先生のおかげでお花が大好きになりました、おちゃめでやんちゃな恩人です。

dff.jp

無料ブログはココログ