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プラド美術館展@中国美術館

8月24日まで中国美術館にて、「プラド美術館所蔵名作展」が開催されている。
この展示会は案内を見た当初から、とても楽しみにしていた。
屋外活動には不向きの天気ばかり続いているので、
ここぞ、とばかりに行ってみることに。

この展覧会のサブタイトルは「ティツィアーノからゴヤまで」となっていて、
ルネッサンス(16世紀)からロマン主義(19世紀)までの代表的画家の作品が展示されている。
作品数はさほど多くないが、ベラスケス、ムリーリョ、ティツィアーノ、ルーベンス、ヴァン・ダイクなど、見たことがある(ような気がする)、聞いたことがある画家の作品ばかり。
また、スペインが最も隆盛を極めた16世紀後半から17世紀の作品、
ちょうど「バロックスタイル」の作品が中心になっている。

・・・という説明を調べて、書き写すのも一苦労。
全然西洋絵画の知識がないもので。
中国美術館のサイトには、ひと言もアルファベットの記述がないから、
画家名を読むのも、私には連想ゲームに近い。
画家名とか、作品名ぐらい、アルファベット入れましょうよ。

そこで、大変参考になったのが、上の「バロック」でもリンクした、
「サルヴァスタイル美術館」
一個人で作成されているみたいなのですが、すごい情報量。
西洋絵画の流れと代表的画家が網羅されています。

・・・あ、私の感想が書けていなかった。
中国に来てから、大山子などで現代美術を見る機会が多かったため、
この展覧会の作品群は「正統派」(まっとう・真面目???)という印象を受けた。
画家からもモデルからも真剣さが伝わってくる。
何か命がかかっているような迫力・・・

(決して、今の現代美術が真剣ではない、ということではありません。)
現代美術が抵抗しようとした(覆そうとした)美の基準を見たような気がします。

ただ、その中で大変久しぶりに見てびっくりしたのが、
「エル・グレコ」の作品。
リンクしたページ内にも「スペインへ渡り宮廷画家を志すが、エル・グレコ自身の独自性となり始めていた奇抜な構図と非現実的な色彩が、当時絶対的な権力者であったフェリペ二世の不興を招いた」とあるが、
「それもわかるな」という気がする。
極端にながーーく書かれた肉体や、彩度を抑えた色あいは、
他の画家の作品と比べて、一人だけずば抜けて異端、に見えた。
私の勝手な感想だが、「ポップアート?シュールレアリズム?」という言葉が浮んだ。

何度もしつこく言うが、これが「20元(約320円)」。
いいのか、特別値段でなくて?!
しかも、日本の同様の展覧会よりはずーーっと人が少ない。
(土日・夏休みが重なったので、それでも普段よりは多いだろうが)
中国美術館には、いつも感謝の気持ちでいっぱいでございます。

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「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

今日はお疲れ様でした。来週来る両親をぜひ「竹園賓館」へ~と思っておじゃまさせて頂いたらこちらの記事を発見☆でした。プラド美術館貯蔵の絵画から私の名前を付けてくれた両親とぜひ一緒に見に行きたいです。(ただその絵画は国外不出のようなのですが)美術館のこういう催し物は日本だといつも混んでいてゆっくり見られないですものね。しかも安い~!今後北京でのお出かけ先にしたいと思います。とても貴重な情報をありがとうございました。

Hiさん、昨日もおつかれさまでした。
お名前の由来の絵は門外不出なんですね、残念。
大規模とは言いがたいですが、日本みたいに行列を作らずに、気ままに見られるのはいいですよ。
他にも「年画」「影絵劇(人形)」の展示もあるようですので、
ご両親にも日本では珍しい展示を見ていただけるのではと思います。
ただ、この美術館も思ったより広いので、ご注意ください。

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