« 円明園 | トップページ | 祝 フラワーアレンジメント第20回 »

盲導犬に会った!!

「クイール」の話を、本・映画・TVでご存知の方は多いと思うが、
北京でもあちこち(実に・・・)で映画のDVDが売られている。
そのクイールを育てた(財)日本盲導犬協会の方々や、盲導犬3頭、
そしてその飼い主の方々2名が北京に来られている。

まだ中国には盲導犬がいないとのことで、盲導犬の啓蒙が目的だが、
今日は「北京市障害者活動中心」で視覚障害者の方々や関係者の向けの
イベントが開催された。
日本人会でも参加者を募集していたので、図書のお友達と参加した。

060609_moudouken_1141_1
会場にはどう見ても200名ぐらいの観衆が集まって、立ち見が出るほど。
視覚障害者の方々も、数十名はいらしていた。

関係者の挨拶のあと、盲導犬が登場し、
盲導犬の働きや日本での普及ぶり等の説明があった。
060609_moudouken_0502
お仕事ではないときは、ゆっくり休んでください。
一昨日到着後、昨日もイトーヨーカドーで買い物のデモンストレーションなど、
ハードスケジュールなのです。

060609_moudouken_0802 060609_moudouken_0562
左は、飼い主に椅子のありかを教えています。
そして、なんて利発そうなお顔なんでしょう・・・
この子はもう7歳半だそうです。
ですが、一つお仕事をするたびに、飼い主の役に立ったことを喜ぶように
パタパタしっぽを振ります。
なぜか、涙ぐんでしまいます・・・

そして、デモンストレーションでは、
観衆の間をトレーナーさんの指示に従って歩いたり、
舞台上で障害物がある場合の歩行の実演をしたり。
060609_moudouken_08611
障害物があって前に進めないときは、
飼い主から「Go」の指示があっても、自発的に止まります。
060609_moudouken_10111
そして、障害物があっても避ければ進める時は、
より歩きやすい道を選んで進みます。

「うわぁ、盲導犬がいればどこにでも行けるんだ!」などと
何も知らない私は思っていた。
だが、盲導犬は「進め」「曲がれ」「止まれ」という指示には従えるが、
「あの銀行に行きたい」
「あのスーパーに行きたい」という指示には従えない。
つまり、道順は飼い主が把握した上、指示を出すことができて初めて、
目的地に到達することができる、ということを説明のなかで話された。
言われてみれば至極当然のことなのだが、
目の不自由な方の外出の困難さのほんの一例を、ようやく理解できたような気がする。

観客が盲導犬に実際に触れたり、質疑応答のあと、イベントは終了した。

北京で盲導犬が活動するとなったら、気候・環境汚染の厳しさ、
交通事情の悪さ(マナーの悪さなど)、工事による歩行の困難さは、
日本の比ではなく、盲導犬ににとって本当に大変な負担となる。
さすがに、ここで活動しろというのは、かわいそうという気がしてくる。
だが、今日ここに参加できた視覚障害者は北京の障害者のほんの一部だし、
その方々が帰り道、4、5名が互いの腕をつかみ合って、
連なって道を歩いていかれる様子を見ていると、
「盲導犬がいればなあ・・・」とつくづく思う。

« 円明園 | トップページ | 祝 フラワーアレンジメント第20回 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

一緒に参加していたchiちゃんが「私、負けそうでした」なんて言ってたので笑っちゃったのですが、ほんとになんて賢そうなワンちゃん達なんでしょう!!
そして、忠実そうな目がなんともいえません。
犬飼いたい~~~!(って話がちがう方向へ・・・)

ひとつの役目を終えるとしっぽを振る姿に涙が出そうっていうの・・・
すごくよく分かります。
私も盲導犬を見たらきっと涙が出てしまうと思う。
なんでかなあ?
犬って、人間に寄り添うこと、役に立つことを宿命のように生きていて
それがあまりにもけなげに映るのですよねぇ。。

あー私も大きな犬、飼いたい~~!

rikuさん、ほーーんと賢そうで、忠実なんですよ・・・
今日も長城でデモンストレーションをしています。
飼い主さんともどもとってもお疲れじゃないかな、と思うのですが、
それでも、危険なとき以外は飼い主の意向に従うんですよね。
私も犬飼ってみたいですのが、猫も飼ってみたくて・・・

おねえちゃん、コメントありがとうございます。
未だに写真を見ていても、昨日の様子が思い出されて、ちょっと涙目・・・
おっしゃるとおり「けなげ」の一言に尽きます。

ご参加お疲れ様でした。

盲導犬を見ると胸が苦しくなりますよ。
忠犬の王様ですよね。
私は犬に二度がつんと噛まれてますが、
そういう○○犬と、けなげに働く
盲導犬はどっちが幸せなのでしょうか・・・。

yuukiさんこそ、おつかれさまです。
日本でも電車の中などで見たことがありますが、
いとおしくてつい触りたく・・・触りませんが。
○○犬も飼い主にとっては天使ですからね・・・
盲導犬はかわいそうという意見がありますが、
確かに激務かもしれませんが、その子の能力を最大に引き出されているし、
あのしっぽを振っている姿を見ると、
幸せなんだなと、こちらも嬉しくなります。

クーは本でやられて、ドラマでも映画でもやられっぱなしだったよ。
今はディロンにやられてる。
うちの7歳半はそうとうおまぬけ、こういうワンちゃんの爪の垢をもらいたい。
きっとワンちゃんは幸せだよ。 喜んでもらえてるのがわかってるから。

ところで、この子達は検疫関係ないのよね。 いいなぁ。

みさこのさん、ディロンて言うのはNHKでやっているんだ、
DVD出たら見てみるよ!
梅様ももう7歳半か、中年、働き盛りだぞ。
梅様にも盲導犬も役割を果たしていて、えらいのだ!

検疫は政府機関の招待だから、何とかなったのかな・・・

日本の電車内で飼い主さんの足下にしっかりと
身を寄せている盲導犬をまえにして
その無垢な姿に 感動したのを思い出しました。
中国は、盲導犬はおろか 障害者、老人にとって
階段が多い事、車のルールが整ってない事、足下がでこぼこばかりの道など
とても不自由なところだと思いますね。
私でさえ 工事が多くてつまずいてばかりですから・・・。

電車で座っていたら、乗ってきた盲導犬が足の上(両足、靴の上・・・)にどっかり座ったことがあります。
私の足を何かの段差と間違えたみたい。
びっくりしました。


ミントさん、電車内で飼い主さんに寄り添う姿を見ただけで、
胸が締めつけられるようですね。
「バリアフリー」は北京では全くできていないですが、
パラリンピックで進むといいなぁ。

Kさん、Kさんの足がかわいらしくて、乗せてみたかったんでしょうね。
うれしくって、しびれてもじっとしちゃうな・・・

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41004/10459539

この記事へのトラックバック一覧です: 盲導犬に会った!!:

« 円明園 | トップページ | 祝 フラワーアレンジメント第20回 »

フォト
2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

お気に入り

  • デュークままさん
    東京のど真ん中で、イヌとネコを一匹ずつ飼っている、北京関連&ブリッジ関連友達です。
  • ミントさん
    06年5月に上海から北京に引っ越してこられたミントさん。 すっかり、北京系ブログの老舗です♪
  • ヘアメイク ザ・リバー さん
    1999年頃から、私の髪型を一任しております。 私の抽象的な注文にもさらっと応えてくださります。
  • rikuさん
    北京生活及び北京系ブログの先輩。 2011年春に図らずも北京に復帰(?!)されました。
  • ろんちゃん
    とーっても生真面目な方ですが、それだけではない、おもろい(失礼)な方です。
  • waiwaiさん
    PC及び人生のよき師匠です。
  • momoronさん
    なんでもちゃきちゃきっと、かっこよくこなしてしまう、 おねえさんです。
  • yuukiさん
    心が温かく、料理とおもてなしが上手な友達です♪
  • はなせかいさん
    先生のおかげでお花が大好きになりました、おちゃめでやんちゃな恩人です。

dff.jp

無料ブログはココログ